婚活サイトの女性に導入剤を… 47歳男を再逮捕

ニュース内容

婚活サイトで知り合った女性に睡眠導入剤を入れた飲み物などを飲ませ、みだらな行為をした疑いで47歳の男が再逮捕された。

無職の安東宏文容疑者(47)は2019年12月、婚活サイトで知り合った30代の女性に睡眠導入剤入りの飲み物などを飲ませて気を失わせ、みだらな行為をした疑いが持たれている。

安東容疑者は名前や年齢を偽り、企業コンサルタントを装って婚活サイトに登録していた。

安東容疑者は、同様の事件ですでに逮捕・起訴されていて、調べに対して容疑を否認している。

2020年7月15日 水曜 午後3:49 FNNプライムオンライン

今回のニュースは、婚活サイトで知り合った女性に睡眠導入剤を入れた飲み物などを飲ませ、みだらな行為をした疑いで47歳の男が再逮捕されたというものです。

このように睡眠導入剤や睡眠薬などの薬物を利用して、性犯罪の被害に遭うケースが年々増加しています。

今回は婚活サイトがきっかけとなっていますが、パパ活においても同様の性犯罪被害に遭ったケースがありました。
これについては下記ページで解説していますので、よければご参照ください。

そして今回は、ニュースをもとに婚活サイトや出会い系アプリなどに潜む性犯罪の危険な手口や対策について解説したいと思います。

婚活サイトや出会い系アプリなどに潜む薬物を利用した性犯罪の危険な手口

まず薬物などを利用して性犯罪を企んでいる者は、今回の被疑者のように名前や年齢、職業などを偽って婚活サイトや出会い系アプリなどに登録していることが通例です。

そもそも婚活や出会いを目的としているわけではないので、ターゲットが見つかりやすいように条件やスペックを高く偽装しているのです。

次に、連絡があったターゲットに対して、お酒が好きかどうかを確認します。
お酒が好きであれば、薬物を飲んだことの影響をお酒が原因と誤解させやすいからです。

そして実際に会うところまでこぎつけると、お酒が提供される飲食店やバーなどに誘い込みます。

睡眠薬や睡眠導入剤などの薬物を飲み物に混入するためにくわえ、前述のように薬物の影響をお酒に酔ったことが原因と誤解させる目的があるからです。

薬物を混入するタイミングとしては、ターゲットがトイレなどに立った隙や、ドリンクを取りに行くようなスタイルの店を選んで取りに行った際などに混入することが多く見受けられます。

その後、薬物の影響から意識がもうろうとしたターゲットをホテルなどに連れ込んで、わいせつ行為を実行するのが手口です。

婚活サイトや出会い系アプリなどに潜む薬物を利用した性犯罪に遭わない対策

このような婚活サイトや出会い系アプリなどに潜む性犯罪に遭わない対策としては、そもそも登録している相手の情報が本当かどうか慎重に吟味すべきでしょう。

特に条件やスペックが高い相手は要注意です。
性犯罪だけでなく詐欺などをはじめ犯罪を企んでいる者は、同様に条件やスペックを偽装するからです。

またはじめて実際に会う際には、たとえお酒が好きであったとしてもできるかぎり飲むことは控え、飲むにしても少量でおさえるべきです。
くわえて、席を立つ際にはドリンクを空にしておき、注文も自らで受け取るようにしましょう。

ここで相手が執拗にお酒を飲むように勧めてくるのであれば、何か企みがあると疑った方がいいかもしれません。

最後に婚活サイトや出会い系アプリなどをきっかけに性犯罪をはじめとしたトラブルに巻き込まれた際には、遠慮なく当事務所にご相談ください。

Bio

弁護士 刈谷龍太

グラディアトル法律事務所代表弁護士。
中央大学法科大学院修了。2012年弁護士登録。
離婚・労働・ネット・消費者被害など一般向けのトラブルから、企業法務や経営サポートなど幅広く担当。